代表理事の挨拶

ご存知ですか。
実はオンライン法事の満足度が高くないことを。
「私のための法事」では胸の奥に眠っていた
故人様の言葉と出会えます。


私たちはオンライン法事の先駆者として、これまで各メディアに取り上げられてまいりました。しかし従来のオンライン法事は実施すれば実施するほど、参詣者の期待に応えられず、本来のご法事から隔たった内容になってしまいました。その理由として、オンラインでの僧侶から参詣者への読経・法話だけでは、大切な故人様のことを想い出す機会が失われているからです。私たちは有志の僧侶と繰り返し協議し、「故人様と出会い直し、生かされている私に気付く」という本来の法事を取り戻すことを目指すことに決めました。そこで、 一般社団法人 仏事普及協会では、僧侶や各種専門家を交えて検討、研究を重ね、「私のための法事」を開発いたしました。「私のための法事」では、ご法事を迎える前に、仏事支援員よりお電話にて故人様の想い出をお尋ねし、またご遺影以外の故人様らしい写真を準備していただくなど、ご法事を迎えるまでの時間を「心がまえの時間」として大切にしています。ご法事当日は60分の時間をお取りしています。前半の30分は仏事支援員が、主に故人様のことを語り合う時間を大切にしています。後半の30分は僧侶より前半の時間を受けてのご法話や丁寧な読経を通して、故人様を仏さまとして出会い直す時間を大切にしています。